待ち時間の楽しみ方

若い頃に釣りを体験して、待ち時間の長さに退屈になり、あまり興味を持てなかったという人も多いのではないでしょうか。
しかし、50代ともなると、だんだん「待ち時間の楽しみ方」というものがわかってきます。
釣りの本質は、ある意味ではこの「待ち時間」にもあると言って良いでしょう。
そこでここでは、釣りにはどのような魅力があるのかをまず紹介します。

まずは、一緒に釣りを楽しむ人と話をするのが楽しいのです。
何ならつまみを持ち込んで、一杯引っ掛けながらワイワイと釣るのも良いでしょう。
勿論海沿いなどの場合危険がないようにする必要はありますが、そのことにさえ気をつければ朝から夜まででも釣りが出来るという人も少くありません。
ある意味ではこの「一緒に楽しめる釣り仲間」こそが、一番の釣果となるのではないでしょうか。

また、「釣りたての魚」が美味しいというのも魅力です。
新鮮さにおいてはこれ以上のものはないでしょう。
魚屋で買う魚とは、全く違った歯ごたえや味わいがあるものも少くありません。
何しろ、自分が釣り上げたものである、ということが最高のスパイスとなるものです。

ただし、中には毒がある魚もいます。
フグのようにわかりやすい魚だけではなく、見た目はカワハギに告示した毒魚などもいるため、分からない魚は食べないようにしましょう。

そして、最後に、釣りは自分の上達がわかるのが楽しみの1つとなります。
最初は全然釣れなかった場所でも、上達するとクーラーポックスを満たすことが出来るかも知れません。
年齢を重ねて自分の上達を自覚できる趣味はなかなか貴重です。

揃えるもの

では、釣りを始めるにあたってどのようなものを揃える必要があるのでしょうか？
まず必要になるのがロッド、つまり釣り竿です。
この釣り竿は釣りたい魚の種類や海釣り、川釣りによっても適切なものが変わってきます。

自分がやりたい釣りの種類に合わせて選択するようにしましょう。
安い釣り竿もあるため、まだあまりピンとこないという人はまず安いものから始めてみて、楽しみがわかったらより良いものに変えて行くのも1つの方法です。

さらに、エサも買わなければなりません。
生き餌を使う方法のほか、ルアーやワームと呼ばれるような疑似餌を使う方法もあります。
これも釣りたいものによって用意するべきものが変わるため、釣具店などで相談してみましょう。