田舎暮らしの魅力とは

50代から考えるスローライフ

今、多くの人がスローライフに憧れて、田舎暮らしを希望していると言われています。
例えば若い人は東京での一人暮らしにうんざりして、田舎で人生を過ごしたいと思っている人もいます。
小さい子供を持った夫婦などは、子供を自然の中で育てたいという人もいるでしょう。

また50代になって自分の生き方を見直し、本当にしたかった生活をしたいと都会暮らしを捨てて田舎暮らを希望している人もいます。
このようにいろいろな思いを持って、田舎のスローライフを希望している人が増えているのです。

しかし「本当に自分は田舎暮らしが合っているのか?」「本当に田舎暮らしがしたいのか?」「今の状態から逃げたいだけではないのか?」など自分の思いを整理して、それでも田舎の暮らしがしたいというのであれば、チャンスはいろいろあるので是非考えてみましょう。
メリットやデメリットをある程度納得した上でスローライフをスタートさせれば、後悔のない生活を送ることができるのではないでしょうか。

あなたはどっち?田舎暮らしの基本的なタイプを決めておこう

田舎暮らしをしようと考えたときに、どのような田舎暮らしをしたいのか、自分の気持ちをきちんとまとめておくと失敗しません。
基本的には2つのタイプがあり、その1つは別荘地の多い地域に永住するタイプです。
このタイプは別荘地が多いことで周辺にスーパー、コンビニ、商店街などがあり、オシャレなレストランやカフェなどもあります。

場合によってはアウトレットモールなどが近くにあったり、ゴルフ場なども近くにあります。
田舎暮らしといっても、毎日別荘でオシャレにゆったりと暮らしたいというタイプで、趣味ときどき仕事、そしてゴルフをして暮らしたいという人にぴったりです。
また地域的なコミュニティーが希薄なので、面倒な付き合いもなくオシャレなスローライフを送りたいという人にはこのタイプがおすすめです。

もう一つのタイプは農村地へ移住するタイプです。
この場合は近隣住民とのコミュニケーションは相当密になりますが、地域の仲間として迎えられ、田舎に溶け込んだ生き方ができます。

農業に興味があったり、田舎の人たちとの温かい人間関係を築きながら暮らしたい人にとっては、こちらのタイプの移住がおすすめです。
このような農村地への移住は、その市町村ごとに応援をしているところも多く、安い家賃で家を貸してくれたり優遇がいろいろあるのでチェックしてみましょう。

田舎暮らしへの希望は、都会暮らしの無い物ねだりではないのか

田舎暮らしはやはり都会の人にとっては、不便なところが多くあります。
都会の人が実際に田舎に暮らしてみると、田舎はこんなに不便だったのか、こんな近所づきあいが必要だったのかと後悔する人もいるのです。
都会では物に溢れ、家から数分でなんでも揃うという便利さが当たり前ですが、それよりもっと空間、ゆとり、自然を求めて田舎暮らしを決めた人もいます。

また、いろいろな人間関係が希薄な都会では寂しさを感じ、田舎の人間関係が魅力的に感じて田舎暮らしを決めた人もいるのではないでしょうか。
しかし、このような思いは都心に住んでいるからこその、無い物ねだりであったと、後になって気づいたという人もいます。
確かに都心にないものを求めることはできますが、自分が本当に求めていたものなのかをよく考えてから田舎に移住しましょう。

素晴らしい自然と温かい人間関係

田舎暮らしをすると自然に抱かれた素敵な環境で生きることができます。
また近所とのコミュニケーションが面倒だと感じる人もいますが、やはり「一人でない」という安堵感や、人とのつながりの素晴らしさをあらためて感じることもでき、ゆっくりとした時間の中で本当の自分を見つめることもできるはずです。

仕事について

特に女性1人の場合は、田舎暮らしで仕事をどうするかも考えておきましょう。
例えばどこにいても自宅でできる仕事を持っている人などは、どこでも暮らすことができます。
また仕事はそろそろリタイヤしたいと考えている場合は、田舎では野菜や花を作ることもでき退屈することはありません。

がっつり仕事をする気はないけど、運動がてらバイト程度の仕事はしたいと思っている人は、近くの農家で働くのもいいかもしれません。
このように移住する前に仕事をどうするか、ある程度決めておきたいものです。

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